レッスン風景ちょっとだけ⑩
若葉が目に心地よい季節ですね。
yogaoba健康ヨガサロンの秋本です。
今日は、内ももを引き寄せる筋肉を使ったポーズを取り入れてみました。
まずはタダーサナでまっすぐに立つところから。
足指をしっかり使って、足裏に均等に重心をのせます。
内ももを寄せ合うようにしてお腹に軽く力を入れます。
この時にひざから近づけていくと、股関節が外側にひらいてしまいます。
同時にひざと足首にもねじれが生じてしまいます。
大げさに言うと内股の姿勢になります。
内ももを寄せる時には、まず太ももの内側が近づくようにすると、自然と膝も近づいてきます。
両足の間に一本の棒があって、その棒に筋肉を巻き付けていくイメージでしょうか。
姿勢を作るときも同じで、一本の棒に筋肉を巻き付けるように踵から頭までを一直線にしていきます。
その状態から、遠くの椅子に腰かけるようにお尻を突き出し膝を曲げていくと椅子のポーズになります。
目線は正面で、両手は肩幅にひらいて天井方向に上げます。
肩が硬くなっていると、両手が上がりにくいかもしれません。そのような時は、両手の間を肩幅より広く開けるとやりやすくなります。
今日の気づきは、膝をつけることと内ももを閉じることの違い。
子供の頃、「女の子はお行儀よく膝をつけてすわりなさい」と言われたことがないですか。
足を閉じてという意味だと思います。膝だけをつけると筋肉を使わずに済むので楽ですが、姿勢が悪くなる原因にもなってしまいます。
筋肉の使い方の違いで、長い年月をかけて骨格や姿勢にもクセが出来上がってしまうのですね。
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