身体のクセ
yogaoba健康ヨガサロンの秋本です。
自分の身体のクセに気づくのは、とても難しいですが大切ですね。
重心のかけ方、骨盤や肩の高さ、首や頭の傾き、肩甲骨の位置など、クセは様々で影響し合っています。
ひとくちに「肩が内に巻いている」と言っても、胸の筋肉や背中の筋肉、腕の筋肉も関係があります。背骨や肩関節や肩甲骨の動きも関係があります。
ですから、肩先だけを外側に向けようとしても効果は期待できないのです。
自分の身体のクセに気づいて、姿勢に意識をむけるのは無駄ではありません。
クセに気づいて、姿勢をいろいろな角度からみて対策をしているうちに、やがて身体の使い方が上手になっていくのです。
そしてもうひとつ、他の何かに頼ってしまうのも考え物です。
姿勢の改善をうたったベルトやコルセット、クッションなどいろいろな便利グッズがありますが、道具に頼ることで身体を使わない状態になってしまいます。
その時は良いかもしれませんが、自分の力ではないので効果は期待できないと思います。
自分の骨格や筋肉を使って姿勢を変えるための運動が必要なのです。
ヨガで全身をバランスよく動かしていくのが、姿勢を変える運動になります。
長い時間をかけて出来上がったクセですから、長い目で付き合っていくしかありません。
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