レッスン風景ちょとだけ⑭

yogaoba健康ヨガサロンの秋本です。

今日は8月最後のレッスンでした。


ひとくちに体幹を意識すると言っても、ムーラバンダの位置の感覚がないと難しいですね。


ムーラバンダは、私がヨガを習い始めた時には、肛門を締めて骨盤底筋をお腹の力で引き上げるようにすると教えられました。


ただ頭で考えてしまって難しかったのを覚えています。


骨盤底筋に触れることはできないけれど、体幹を構成する筋肉が動く様子を感じると案外わかりやすいのではないかと思いました。


今日のクラスでは、まず骨盤のイラストで、坐骨や仙骨、腸骨や恥骨の位置を確認し、骨盤底筋群のお話をしました。

骨盤底筋の役割を簡単に説明して、コアの部分と言われるムーラバンダを意識するようにしていきます。


仙骨をマットにおろして仰向けに寝ます。

恥骨の少しおへそ寄りの部分に指先をあてて、ゆっくり息を吐きながら、筋肉を硬くしていきます。


吐ききったら、力を緩めずに、浅い呼吸をします。ドローインと言われる呼吸です。


呼吸を続けながら、恥骨の辺りから腸骨に向かっても、硬くなっていることを確認します。

これが腹横筋や腹斜筋の筋トレになります。


お腹に力がかかっていると、肛門がしまって骨盤底筋にも軽く圧がかかっているのが感じられます。

この感覚がムーラバンダです。


恥骨のところには錐体筋という腹斜筋や腹横筋の先端とも言える筋肉があるので、ドローインの練習や呼吸に合わせたバンダの意識にはわかりやすいのではないでしょうか。


ムーラバンダを使えるようになると姿勢が安定します。



yogaoba健康ヨガサロン

相模大野駅南口徒歩1分。健康が気になりはじめた中高年のための小さなヨガ教室。 この先もずっと動けるお身体づくりをお手伝いします。

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